【5つの力でお金の悩みを解消しよう】「お金の大学」から学んだこと【お金の勉強】
こんにちは、アルゼー(@aluzee22)です。
突然ですが、皆さんは以下のように悩んでいませんか?
- お金が足りずやりたいことができない
- お金や投資について知りたいけど、どこから手を付けていいかわからない
- 老後に漠然とした不安がある
今回の記事ではこのような悩みを解決できる1冊、『本当の自由を手に入れる お金の大学(以下お金の大学)』を紹介します。
自分も節約は得意ではなく、漠然と「このままで大丈夫だろうか」という不安がありました。
しかし、『お金の大学』を読んで内容を実践しすることで、月1万円以上の節約に成功、また経済的自由という目標を持つことで将来への不安も軽減されました。
そんな自分が考える本書のポイントは以下の通りです。
①わかりやすい内容で初心者向き
②すぐに試せる固定費の削減方法を教えてくれる
③「お金無くして自由無し!」という考え方
この記事では『お金の大学』の内容のまとめや自分が実際に実践したことなどを解説していますので、ぜひ最後まで読んでください!
書籍紹介
まずは、書籍の情報、著者の両学長の紹介です。
書籍情報
タイトル:本当の自由を手に入れる お金の大学
著者:両@リベ大学長
出版社:朝日新聞出版
定価:1540円(税込)
出版日:2020年6月19日
ページ数:272ページ
著者紹介
本書「お金の大学」の著者は両@リベ大学長(通称両学長)です。
両学長はIT企業の経営者でありながら、「自由な人を増やす」という夢をかなえるために 「リベラルアーツ大学」というYouTube、ブログを運営しています。
YouTube登録者は240万人以上、X(Twitter)フォロワーは49.6万人以上(2023年8月時点)と熱狂的な支持を得ています。
また、執筆協力として有名ブロガーのヒトデさんも参加されており、本書中にも「気になるギモン!~教えて!ヒトデ先生~」で登場しています。
「お金の大学」のオススメポイント3つ
自分が考える本書のオススメポイントを3つ紹介します。
①わかりやすい内容で初心者向き
本書にはイラストや図解が多く使用されています。
なので、お金の勉強をしたことのない初心者にも理解しやすくなっています。
また「両学長」と「リーマンくん」という二人のキャラクターの会話形式で話が展開するのも特徴です。
文章だけでなく間で会話が挟まることで、メリハリが効いて読みやすくなっています。
②すぐに試せる固定費の削減方法を教えてくれる
本書では効率よくお金を貯めるために、金額の大きな固定費から見直すよう推奨しています。
お金の勉強をしたことがない初心者でも、実践できれば確実に成果を出せる方法が固定費を減らすことです。
減らすべき固定費とは具体的には、①通信費、②光熱費、③保険、④家、⑤車、⑥税金の6つです。
固定費は毎月、毎年必要な費用であるため、一度見直せばその効果が継続するという特徴があります。
なので、金額の大きな固定費を見直すよう勧めているのです。
③「お金なくして自由無し!」という考え方
この考えは自分が一番感銘を受けたポイントでした。
「サイコロジー・オブ・マネー」にもあるように、お金が人生にもたらす最大の価値は自分の好きなことを、好きなときに出来る自由なのです。
逆にお金がないと、やりたくない残業・休日出勤や自分が嫌な仕事なども拒否することが出来ません。
この考え方を知って、「自分の好きなことを自由にできるようになる」という目標を持ち、それに向かってお金を増やしていきたいと思えるようになりました。
「サイコロジー・オブ・マネー」についてはこちらの記事をどうぞ。
「お金の大学」は怪しい?本書が教える「本当の自由」とは
現在、Googleで「お金の大学」と検索すると「お金の大学 怪しい」と出てくるようです。
お金や投資の話って、なんとなく怪しく感じが……
と考える方が多いのだと思います。
ですが結論、そんなことは全くありません。
本書の内容は簡単にまとめると、支出を減らして収入を増やしましょうということだからです。
じゃあ、タイトルにある「本当の自由」って何?
宗教とかスピリチュアルな話?
本書のタイトルにもある「本当の自由」とは経済的自由のことです。
経済的自由とは、生活費<資産所得(配当&利子所得、不動産所得)を指します。
生活費を資産所得のみで支払えるようになると、労働で収入を得る必要が無くなり働かなくてもいい自由を手に入れることができるのです。
自分はこの経済的自由がとても魅力的に感じました。
5つの力とは
経済的自由を達成するために必要な「5つの力」について解説していきます。
①貯める力
②稼ぐ力
③増やす力
④守る力
⑤使う力
①貯める力
貯める力は「生活の満足度を下げずに支出を減らす力」のことで、初心者はまずここから取り組むべきだと書かれています。
貯める力の結論は、大きな固定費を見直そうということです。
大きな固定費とは具体的には次の6つです。
①通信費
②光熱費
③保険
④家
⑤車
⑥税金
本書ではそれぞれの固定費の必要性や見直し方をわかりやすく解説してくれています。
固定費は毎月、毎年必要な費用であるため、一度見直せばその効果が継続するという特徴があると述べられています。
なので、金額の大きな固定費を見直すよう勧めているのです。
②稼ぐ力
稼ぐ力は「収入を増やす力」のことです。
具体的には転職や副業を行い収入を増やすことを勧めています。
転職はハードルが高く感じるかもしれまんが、転職活動をするだけならリスクはほとんどないと述べられています。
副業では、「会社にバレずに副業を始める方法」や「おすすめの副業」などが書かれており、副業を難しそうと敬遠している人でもやってみようかなと思える内容となっています。
③増やす力
増やす力は「お金の生る木を育てて資産を増やす力」です。
具体的には株式投資と不動産投資の2つで、貯める力と稼ぐ力を鍛えて余ったお金を投資に回していくように勧めています。
まずは準備編として「投資商品の種類と特徴」や複利の力のスゴさからわかる「長期投資の魅力」などが丁寧に説明されています。
投資に不安を感じている人でも、納得して投資を始められるようになると思いますよ!
④守る力:資産を減らさない力
守る力は「貯めた資産を減らさない力」のことです。
具体的には、詐欺や災害などによる被害、浪費、インフレによる資産の減少などについて説明されています。
資産所得は資産が生み出す収入のことです。
なので、資産そのものが無くなってしまうと資産所得も消えてしまい、経済的自由を達成することが困難になってしまいます。
資産が失われる危険性を知り、「自分は大丈夫!」と過信せず資産を守り抜くことが大事なのだと述べられています。
⑤使う力
使う力は「人生を豊かにすることにお金を使う力」です。
具体的には、寄付やプレゼント、自分の心が豊かになる浪費、自己投資などです。
本書では、お金も結局はツール(道具)にすぎず、これをいかに上手に使えるかが幸福度を上げる要素になると述べています。
一方で、何に価値を感じ何が幸せかは人それぞれであるため、この項目の内容は大まかな方向性を示すのみにとどめられています。
経験をつみ自分自身で答えを出すことが大事なのでしょう。
自分は「親や友人へのプレゼント」、「自己投資」に意識してお金を使うようになりました。(余裕はあまりないため少額ですが)
「お金の大学」をオススメできる人、オススメできない人
自分が考える本書をオススメできる人、できない人は以下の通りです。
オススメできる人
- お金の勉強をしたことがない人
- 貯金が出来ないと悩んでいる人
- 将来のお金(年金、退職金など)に漠然とした不安のある人
- 投資が全くわからない人
オススメできない人
- 既にお金の知識を持っている人
- 家計の改善を自分でできている人
- お金の不安が全くない人
- 自分なりの投資方法を持っている人
「お金の大学」はお金に関する基本的な知識などを、初心者にもわかりやすいように解説してくれています。
逆にいうと、既にお金の知識がある人、お金の不安がない人などにとっては知っている内容が多くなるため物足りなく感じるかもしれません。
そうした方には、両学長の運営するYouTubeチャンネル「両学長 リベラルアーツ大学」をお勧めします。
YouTubeでは、最新のお金のニュースや投資・副業の方法などがたくさん取り上げられています。
なので既に知識がある人でも、自分が知っていることの整理や新しい知識を得ることに役に立つと思いますよ!
自分が実際に実践したこと
ここからは、本書で学び自分が実際に実践したことを紹介ます。
①貯める力
- 通信費:スマホをキャリアから格安SIM(IIJmio)へ変更
- 保険:生命保険の見直し(貯蓄型から掛け捨てへ)
- 税金:ふるさと納税の活用
特に通信費、保険の見直しが大きく、月1万円以上を節約することが出来ました。
②稼ぐ力
副業としてこのブログを始めました。
が、まだまだ閲覧数は少なく利益も出ていません。
当面の目標は、最初の1円を稼げるようになることです。
目標達成のため、ブログの更新を頑張っていきます。
③増やす力
つみたてNISAでインデックス投資を始めました。
ただし、本書では米国の主要500社の指数であるS&P500を勧めていますが、自分は「ほったらかし投資術」などの影響もあり全世界株式を購入しています。
円安の影響もありますが、現状約20%程度の利益が出ています。
今後も長期投資を前提として、コツコツと積み立てていく予定です。
まとめ:5つの力を学び経済的自由を目指そう
この記事では、『お金の大学』の中で自分が重要だと思ったポイントを中心に紹介していきました。
もう一度本書のポイントを確認してみましょう。
①わかりやすい内容で初心者向き
②すぐに試せる固定費の削減方法を教えてくれる
③「お金無くして自由無し!」という考え方
本書はイラストや図解が多く、お金の勉強をしたことのない初心者でもわかりやすい内容となっています。
固定費の削減方法も読んですぐに試すことができるものが多いため、実践につながりやすいのも良い点です。
将来への漠然とした不安は、経済的自由を目指すという明確な目標があると、なにも目標が無いよりも随分軽減されるでしょう。
もしも、経済的自由を達成できれば「老後の心配」は不要になりますしね。
お金に困っている人や老後に不安がある人は、初心者にもわかりやすい本書で5つの力を学び、出来るところから収入・支出を見直してみてください。
きっとお金に悩んでいるあなたの助けになってくれるはずです。
それではまた!